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近代化過程におけるジェンダー規範の重層性ー女性の雇用労働力はどう位置づけられてきたか-

調査名OR研究課題名 近代化過程におけるジェンダー規範の重層性ー女性の雇用労働力はどう位置づけられてきたか-
分野 職業キャリア
RIWAC管理番号 KA0046
調査報告書等成果物 近代化過程におけるジェンダー規範の重層性ー女性の雇用労働力はどう位置づけられてきたか-
発行年2006.05
調査主体 (研究代表) 稲垣紀代
所属(大学名) 四国学院大学
調査目的 この研究は、「産業構造を異にする都市周辺地域で、一見同じと見えるジェンダー規範が存在する場合、都市と農村部がクイムラグを経ながら、それぞれの地域の産業構造や他の要因で別の道筋をたどりながら、結果として一つのジェンダー規範が共有されることになったのではないか」という仮説をたて、それを実証しようとするものである。以下は科学研究費申請時に提出した研究目的の一部である。「本研究は、女性労働力の意味付けや規範が、産業構造の変化とそれに伴う社会構造の変勣を通してどのように変わってきたかを、高度経済成長以降の及びグローバリゼーション下の日本を分析対象に、解明しようとするものである。近代化を早い時期に達成したイギリスや米国などの先進国の統計は、産業化過程のある段階で、自営業に従事する既婚女性の減少とパラレルに、被雇用者を夫にもつ既婚女性の専業主婦化が進行すること、それに継ぐ既婚女性の被雇用者用化までの間に、労働力の「谷間」が存在することを示唆している。 日本ではこの「谷間」がこれら先進諸国に比べて遅い時期にあらわれ、しかもボトムが相対的に高い。日本の既婚女性の「専業主婦化」は1970年代をそのピークとするといわれているが、自営業労働力→専業主婦化→雇用労働力化というパクーンが、あらゆる地域で女性の雇用労働力化の道筋のなかに現れるとは限らない。近代化の周辺部には、都市部との単なる「タイムラグ」としてはとらえられないパターンのバラエティが存在する可能性がある。」上記の点を明らかにすることは、いささか単線的に捉えられてきたジェンダー規範の形成過程を、より構造的に把握するために必要な作業である。私たちは、実際の地域調査を重ねることで、この議論に寄与したいと考えた。また、この問題が日本の「特殊性」に還元され得るのか否かに、視点を広げる必要があるとも考えた。なお、これに加え、女性の就業が伝統的に常態であるとされるフィリピンにおいて、90年代からのグローバリゼーションの中で女性労働の実態がどのようであるか、比較対照しようと計画した。
調査時期 2003
調査対象地 香川県さぬき市志度地区、東かがわ市白鳥地区
調査対象 志度地区および白鳥地区在住の1920年~1959年出生の女性
調査種別
調査方法 アンケート調査
郵送法
サンプリング(抽出方法) 志度地区および白鳥地区の選挙人名簿から、1920年代~1950年代生まれの女性を10年間隔で層化し、各層から300サンプルを系統抽出法により抽出2400サンプル(2地区各1200サンプル)
回収結果 有効回答率:547名(22.8%)
調査項目概要 仕事の経験、結婚・配偶者について、結婚後の農業との関わり、子育てについて、第1子1歳児の状況について、回答者の基本属性、回答者の親について、回答者の現在について、仕事・子育てについての考え
報告書内の調査票の有無
RIWAC所蔵 -
閲覧可能場所 国立国会図書館関西館にて報告書所蔵
備考 -
PDFファイル
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