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現代アジアのリプロダクションに関する国際比較研究：ジェンダーの視点から ①女性のリプロダクション経験調査、②専門職調査（コミュニティ調査含む）
| 調査名OR研究課題名 | 現代アジアのリプロダクションに関する国際比較研究：ジェンダーの視点から ①女性のリプロダクション経験調査、②専門職調査（コミュニティ調査含む） |
| 分野 |
家族キャリア 健康・福祉 その他 |
| RIWAC管理番号 | KA0078 |
| 調査報告書等成果物 | 現代アジアのリプロダクションに関する国際比較研究：ジェンダーの視点から |
| 発行年 | 2020.03 |
| 調査主体 （研究代表） | 白井千晶 |
| 所属（大学名） | 静岡大学 |
| 調査目的 | 本研究は、近代化の中で急激な変貌を遂げるアジア諸国において、家族計画、避妊、人工妊娠中絶、不妊治療、生殖技術、出産などのリプロダクションのありようを質的、量的に調査し、ジェンダーの観点からアジアの総合的な国際比較研究をおこなうものである。リプロダクションには、次世代育成の観点や妊娠・出産によらない親なり（親になること）を含めるために養子縁組や里親を、また血縁、身体観を含めるために第三者が関わる生殖技術、哺乳を、生む/生まないという統制・選別を含めるために避妊、家族計画、出生前検査、人工妊娠中絶、堕胎を含み、本調査はそうした研究の一環として実施された。本研究の目的は、リプロダクションを歴史的文脈、トランスナショナルな相互作用、ローカルな相互作用の観点からそのダイナミズムのありようと要因を探ることである。 |
| 調査時期 | ①②2017.04.01～2020.03.31 |
| 調査対象地 | ①②東アジア・東南アジア・南アジアの14ケ国、日本、大韓民国（韓国）、中華人民共和国（中国）、中華民国（台湾）、フィリピン共和国（フィリピン）、インドネシア共和国（インドネシア）、ベトナム社会主義共和国（ベトナム）、ラオス人民民主主義共和国（ラオス）、タイ王国（タイ）、ミャンマー連邦共和国（ミャンマー）、ブータン王国（ブータン）、ネパール連邦民主共和国（ネパール）、インド、スリランカ民主社会主義共和国（スリランカ）である。調査地は、1国で2か所（以上）、原則的に都市と非都市を対象として選定した。これはアジア諸国の多くは都市と非年の違いが大きいことがあり、できるだけ地域差に目配りできることを目指したためである。また女性調査と専門職調査、ともに同一の地域で実施した。 |
| 調査対象 | ①出産経験女性、対象女性は、出産経験が記憶に新しいよう、末子が10歳以下という条件付けをした。ただし、比較、参考のために、末子が11歳以上である女性や、出産経験なく育児をしている女性（養子縁組等）にも可能な限りインタビューを実施した。②専門家、具体的には助産師（伝統的産婆を含む）や医師などの専門職、また必要に応じて母子保健行政、政策立案実施者、NGOスタッフを含めた。 |
| 調査種別 | ①②質 |
| 調査方法 | ①②半構造化インタビュー調査 |
| サンプリング（抽出方法） | ①各国10人以上のインタビューを実施した。依頼先については「できるだけその国・地域の現状に即して対象者を選定する」ことを念頭においた。例えば、学歴、職業や収入、宗教、出産経験などが「国・地域の現状に即した」バリエーションになるよう配慮して依頼した。②各国5人以上のインタビューを実施した。依頼先については「できるだけその国・地域の現状に即して対象者を選定する」ことを念頭においた。例えば、学歴、職業や収入、宗教、出産経験などが「国・地域の現状に即した」バリエーションになるよう配慮して依頼した。 |
| 回収結果 | ①インタビュー数165名（うち有効な回答が161名、条件に該当しない参考が4名）、国別の内訳は日本12、韓国12、中国10、台湾10（うち参考2名）、フィリピン12（うち参考2名）、インドネシア10、ベトナム16（うち参考2名）、ラオス12、タイ10、ミャンマー15、ブータン10、ネパール5、インド12、スリランカ10（ただしスリランカは諸般の事情で、2019年度に追加調査を実施することになったため、結果を本報告書に含んでいない。）②専門家114名(うち有効が113名、条件に該当しない参考が1名）、国別の内訳は日本6、韓国6、中国7、台湾8（うち参考1名）、フィリピン7、インドネシア17、ベトナム21、ラオス6、タイ5、ミャンマー12、ブータン5、ネパール5、インド6、スリランカ3（ただしスリランカは諸般の事情で、2019年度に追加調査を実施することになったため、結果を本報告書に含んでいない。） |
| 調査項目概要 | ①リプロダクション下位領域に関する経験と意識・態度について（具体的には宗教、職業、家族構成などの基本属性のほか、避妊、家族計画、人工妊娠中絶、妊娠、妊婦検診と出生前検査、出産、産前、哺育、不妊治療、第三者が関わる生殖技術、養子縁組や里親、胎児や出生児の障害に関する経験と意識・態度について）、②資格教育、職業キャリア、職業経験のほか、①と同様のリプロダクション下位領域に関する経験と意識・態度について（具体的には宗教、職業、家族構成などの基本属性のほか、避妊、家族計画、人工妊娠中絶、妊娠、妊婦検診と出生前検査、出産、産前、哺育、不妊治療、第三者が関わる生殖技術、養子縁組や里親、胎児や出生児の障害に関する経験と意識・態度について） |
| 報告書内の調査票の有無 | ①無②無 |
| RIWAC所蔵 | 無 |
| 閲覧可能場所 | 国立国会図書館関西館にて閲覧可能 |
| 備考 | ‐ |
| PDFファイル |
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